仲の良い兄弟、兄・西野耕平(松田悟志)と弟・雅也(藤沢大悟)は、両親を一度に交通事故で亡くしてしまう。一流シェフを目指し東京で修行をしていた耕平は、両親が遺した欧風ペンションを継ぐことを決心する。一方、雅也も画家を目指しながら協力することにした。ペンションを再開したものの客は来ず、小奇麗なロビーには、耕平が生まれた時に父が買ってくれた大きな柱時計が正確に時を刻んでいた。そこへ突然、舞い込んだ来た若い女性、相川彩華(松本まりか)は、予約も無しに一人で長期滞在すると言う。どうも裕福な家庭に育った訳ありの家出娘らしい。怪しく思った兄弟は、断るつもりだったが、突然に大きな柱時計の鐘が鳴る。耕平は、柱時計がその客を歓迎したと思い了承した。困惑する雅也だったが、まったく女っけのない二人には新鮮に感じられ毎日楽しい日々が続く。いつしか兄弟は、彩華の天真爛漫な姿に惹かれて行く・・・。