監督 / 小沼 雄一 YUICHI ONUMA

 法政大学経営学部卒業後映画を志し、映画監督今村昌平が創設した日本映画学校に入学(第七期映像科)。'95年、卒業制作として監督した映画「チャンス・コール」(16mm作品)が今村昌平賞を受賞。同年、文芸坐にて劇場公開を果たす。
 卒業後、池田敏春、緒方明、行定勲、井出良英等の監督のもとで助監督として現場経験を重ね、'03 「自殺マニュアル2 中級編」で監督デビュー。本作は監督第2作となる。
 趣味はパソコンのプログラミング。自作のシナリオ執筆ソフト「O's Editor2」はプロのシナリオライターにも好評を得ている。

撮影監督 / 岡 雅一 MASAKAZU OKA

 横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)卒業。代表作に、「地雷を踏んだらサヨウナラ」(五十嵐匠監督)「19」(渡辺一志監督)「約束」(藤嘉行監督)「八月のかりゆし」(高橋巖監督)「11'09"01 セプテンバー11」(今村昌平監督)「いつかA列車に乗って」(荒木とよひさ監督)「自殺マニュアル」(福谷修監督)「自殺マニュアル2 中級編」などがある。
 ドキュメンタリーの巨匠・原一男監督の初の劇映画「またの日の、知華」の撮影を手がけ、'04年中の公開が待たれる。

特殊メイク / 広瀬 諭 SATOSHI HIROSE

 '89年まで造型家として修行。'90年、ハリウッドに渡りTV、ケーブルビジョン、舞台、映画等数々の有名作品に参加、修行を積む。
 '00年に帰国後、'01年にMAKE LAB「Hi-Bo」を設立。TVの再現ドラマ等で活躍。'03年、「自殺マニュアル」で初めて日本映画に参加。他に「自殺マニュアル2 中級編」がある。
音楽 / 西村 麻聡 MASATOSHI NISHIMURA

 '84年、元Y.M.O.の細野晴臣率いる「F.O.E.」に参加、3枚のアルバムを発表。ジェームズ・ブラウンのジャパンツアーのオープニングアクトなどに参加する。'87年、EPIC/ソニーよりアルバム「FENCE OF DEFENCE」でデビュー。その後も、アニメ「三国志」のサウンドトラックなど、コンポーザー/アレンジャーとして活躍。
 '99年、ソロ・ライブ「Solo Acoustic Obedience」をスタート。'01年にソロ初のマキシシングルを発売した。最近では、日本航空50周年ANNIVERSARYのCD−ROMへの音楽参加、映画「黄龍〜イエロードラゴン」「自殺マニュアル」「自殺マニュアル2 中級編」の音楽を手がけるなど、多岐に渡った活動を行っている。

脚本 / 菅乃 廣 HIROSHI KANNO

 '98年、特撮ドラマ「仮面天使ロゼッタ」(テレビ東京)で脚本家としてデビュー。映画「不思議めがね」「自殺マニュアル」「自殺マニュアル2 中級編」「人妻性白書 調教の果て」「OLの性癖 淫らな社内恋愛」(野沢廣のペンネーム使用)、まんが原作「ヘルズ・ドア」「シャドウ・ジャッジ」の他、ドキュメンタリー番組の企画も手がける。

脚本 / 石川 美香穂 MIKAHO ISHIKAWA

 日本映画学校在学中に書いた脚本「海と桜」が第19回城戸賞に入選。卒業後、制作進行として現場経験を経たのちシナリオライターとなる。主な脚本作品として、映画「ア・ルースボーイ」(未公開)「自殺マニュアル2 中級編」「強姦監禁銀行」、ドラマ「Dの遺伝子/プリンティング・ボーイズ」、ラジオドラマ「ロストハウス」(大島弓子原作)などがある。